9月17日(土)はオープンスクール第2弾「体験入学」を開催しました。「一足早く鈴高生」をテーマに鈴高ライフをプチ体験。学校生活のポイントは「授業」「HR」「部活」。当日は200名を超える方々に鈴峯ライフを体験していただきました。全部を紹介したいのですが、ページの都合上「連句で広がる友達の輪」(国語)の様子をご紹介します。
「連句(連歌)』とは、主に鎌倉時代から盛んに行われるようになった和歌の一種で、和歌の『上(かみ)の句(五七五)」と「下の句(七七)」を何人かで交互に続けて詠んでいくというものです。五・七・五の発句(ほっく)をまず作り、それに合った七・七を別の人が付け、そしてさらにその七・七に合った五・七・五を別の人が付ける・・・というように何度も繰り返していきます。ちなみに、その連歌のうち発句だけが独立して作られるようになり、それが俳諧(俳句)のもとになります。
授業では、まず連句の歴史について確認し、以前実際に生徒が作った作品を参考にしながら次に挙げる発句に脇句(二句目)を付けることをしました。
(発句)たわわなる実梅(みうめ・梅の実)震わす応援歌
この句に脇句を付けた後、今度は目の前の人と交換しお互いに第三(三句目)を付け合いました。参加した生徒の作った脇句と第三をいくつか紹介します
(発句)たわわなる実梅(みうめ・梅の実)震わす応援歌
(脇句)心震わす 応援の声
(第三)こころゆれ 最後に決めた 進む道
(脇句)みんなに届け 最後の思い
(第三)ありがとう 卒業だけど また会おう
(脇句)大声出すと 頭痛がするな
(第三)お母さん 私の部屋に 勝手に入るな
発句から脇句、そして第三と続ける中での思いもよらない内容の転換が連句の魅力だと思います。それぞれの句のどの言葉に着目し、それをどう展開させていくか、生徒それぞれの個性が表れていたと思います。
このたびの体験授業はわずか45分という短い時間でしたが、その中でも個性豊かな作品が生まれ、とても充実した時間が持てたように思います。
〔担当:新納〕
国語の授業に参加した方々からは「楽しかった。前の席の人が詩を作ってくれて、一回も話したことないけど心がきれいな人だって分かった。言葉(会話)以外でも人の心は分かるんだなと思った。」というような感想が寄せられています。
「個性も価値観も違うもの同士が、時と空間を共有しお互いを認め尊重する」これぞまさしく鈴峯スピリッツ!!
運営を担当した企画広報部もうれしい限りです。足元の悪い中ご来校下さった皆様に厚くお礼申し上げます。
スタッフ一同 |